スマホをWebCamにする方法

スマホをアプリでWebCam化

ほとんどの授業では,学生側にカメラの設置を求めないと思いますが,グループワークや個人の発表があったりする授業では,カメラがあった方がいい場合があります.ノートPCやタブレットにはカメラが標準で付いているので,Zoomで参加するときにノートPCやタブレットを使えばあまり問題はないですが,もしPCで参加したいときにWebCamがないと困りますね.でも,実はWebCamは在宅勤務や遠隔授業で大人気でネットでは1ヵ月待ちか転売屋の普通の5倍くらいの値段のしか在庫がありません.

でも,皆さんスマートフォンは持ってますよね?もちろんスマホでもZoomできますが,プレゼンの時に画面共有がやりにくいですよね.(一応,スマホ内で,Google SlideアプリをZoomで共有すればできないことはないですが..)

そこで,おすすめなのがスマートフォンのカメラをWebCamとして使う方法です.「WebCam スマートフォンカメラ」で検索すれば,すぐに見つかると思いますが,EpocCam,iVCam,DroidCamなどのいくつか見つかると思います.いずれも,アプリをスマートフォン側にインストールして,PC側にも対応するソフトを入れれば,USBケーブルかWiFiでお互いが通信して,PC側からは仮想的なカメラとして認識されます.WebCamがPCついていない人はぜひ試してみましょう.安いWebCamよりもスマートフォンカメラの方がよっぽどいい映像が取れますので,WebCam持っている人も利用価値はあると思います.

【番外編】仮想カメラで遊ぼう!

スマホカメラをWebCamにするには仮想カメラという技術が使われています.実は仮想カメラを使うと,本物のWebCamの代わりにビデオ映像やアバター映像をWebCam映像としてZoomに認識させたりすることができます.「OBS virtualcam」で検索してみましょう.詳しくは,近日中に説明を追加します.ただし,授業では使用しないでください.友人との交流時や(20才以上に限定されますが)Zoom飲み会時には活用してみると面白いでしょう.

これはLinuxの例ですが,WebCam映像をリアルタイムでディープラーニングを使って映像変換してZoomなどのカメラ映像として使うこともできます.