講義室録画を申し込まれた先生は，夜間大学院およびK課程用の録画システムを設置教室でご利用いただけます．利用希望の先生が多かったため，毎週決まった時間に録画される「時間割制」でご利用頂くことになりました．ご希望されている先生には，教務課より「利用仕様簿(R2.5)」がメールで届いていることと思います．毎週の定期利用ではなく，一日だけ利用されたい先生も，利用は可能ですので，教務課までご相談下さい．
録画装置が利用可能な教室は，東４，東６，西５，西８の４箇所です．４箇所とも同じ録画装置が設置されていますので，使い方は共通になります．
利用手順は次のとおりになります．
- 録画用のUSBメモリを用意してください．録画ファイルは１GBを超えることがありますので，最低４GBのメモリを用意してください．中身は事前にPCなどに移動して，毎回，空にしておくことをおすすめします．
- 各教室の建物および教室は，ご利用時間に合わせて，守衛が解錠いたしますので，特に鍵の授受はありません．音響ボックスの鍵も解錠してあるそうです．だたし，西５のみは入館に鍵がいりますので，西地区の守衛所でお名前を申し出て鍵を借りて入館して下さい．
- 教室に入ったら，音響ボックスのドアを開けて，音響ボックス内の「主電源」をONにしてください．さらに，ワイヤレスマイクを取り出して，「ワイヤレスマイクの電源」を入れてください．
また，教室の照明も録画映像が暗くなるのを防ぐため，すべて点灯させるようにしてください．
【注意】教室には学生はいませんが，通常の対面授業と同じで，教室の照明をすべて点灯させ，さらに必ずマイクを使ってください．マイクの電源が入っていないと，音声が収録されませんので，無音の講義ビデオをなってしまい，撮影し直しが必要となりますので，十分ご注意ください．また，音響ボックスの「主電源」も必ずONにして下さい．ONにしないと，マイクに加えてカメラも動作しません．
【必ずスピーカーから音声が出ていることを確認して下さい．】 - 録画装置にUSBメモリを挿してください．
- 講義開始の準備ができましたら，録画装置の「●」ボタンを押して，録画を開始して，授業を始めてください．必ず，押したボタンが青色に点灯していることを確認して，確実に録画開始されたことを確認してください．
また，音響ボックス上のモニター画面の電源を入れていただくことで，撮影されている映像を確認することもできます． - 途中で一時停止したい場合は「｜｜」（縦棒２本）のボタンを押して一時停止できます．
- 「■」が録画終了です．
なお，９０分の講義を１つのビデオにするのが基本になりますが，例えば，３０分ずつの３本のビデオに分けて録画していただくのもいいかと思います． - 終了しましたら，マイクなどを片付けて頂いて，終了として下さい．西５の場合は，速やかに建物の鍵を守衛所に返却してください．
- 【動画ファイルの公開】授業終了後に動画ファイルの公開が必要となります．講義録画システムは，高精細なため，90分１GB以上のサイズに成ることもあり，通信量に制限がある学生にとっては負担となります．そこで，遠隔授業WGで用意しました，Webベースのビデオ圧縮システムをご利用ください．
https://video.cs.uec.ac.jp/ から，USBメモリに録画してあるビデオファイル（MP4形式）をそのままアップロードしてください．最大２GBのサイズまで対応していますので，通常はそのままアップロードしていただいて構いません．
アップロードすると通常は10分以内に，指定したメールアドレスに，処理結果の通知が届きます．その中に，GoogleDriveでの圧縮された動画の共有リンクが含まれていますので，これをClassRoom，WebClassなどのLMSの授業ページや，授業シラバスに掲載していただければ，学生が映像を視聴することが可能となります．なお，この動画URLはUECクラウドアカウントがないと閲覧できませんので，アクセス制限がない場所で学生に周知しても，特に問題は生じません．
なお，システムでは，2つ目のメールアドレスが指定できますので，TAの学生のアドレスを入力して，動画リンクの学生への周知をTAの学生に依頼することも可能です．他にも，日本語ファイル名への書き換えや，前後のカットなども可能です．詳細は，ビデオ圧縮サイトの説明 を御覧ください． - なお，K課程授業の録画では，従来は自動的に動画撮影・配信が行われていたため，教員は何もする必要がありませんでしたが，対面授業禁止期間は，原則として，K課程を含む全ての講義で，USBメモリへの手動録画を行ってください．K課程の授業担当の先生で，自動録画・配信をご希望の場合は，教務課にご相談下さい．
参考資料：遠隔講義WG説明会資料「講義室からのオンデマンド授業配信」