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ja:遠隔利用 [2020/04/06 20:11]
elf
ja:遠隔利用 [2020/04/06 20:31]
elf
Line 1: Line 1:
-==== 遠隔利用 (リモート接続) ====+===== 遠隔利用 (リモート接続) ​=====
  
 [[https://​www.cc.uec.ac.jp/​|情報基盤センター]]は、[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​srv/​all/​remote/​|2種類のリモート接続サービス]]を提供してくれています。これらを利用すれば学内だけでなく自宅等からも、二段階認証の設定、IEDのサーバやGPUサーバへのアクセスが可能になります。 [[https://​www.cc.uec.ac.jp/​|情報基盤センター]]は、[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​srv/​all/​remote/​|2種類のリモート接続サービス]]を提供してくれています。これらを利用すれば学内だけでなく自宅等からも、二段階認証の設定、IEDのサーバやGPUサーバへのアクセスが可能になります。
Line 22: Line 22:
 ssh [UECアカウント]@sol.cc.uec.ac.jp ssh [UECアカウント]@sol.cc.uec.ac.jp
 </​code>​ </​code>​
 +
 +PuTTYならば、次のように設定して、〔Open〕をクリックし、接続を開始してください。
 +
 +{{https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​_images/​ssh_tunneling_putty01.PNG}}
  
 == 学内のプロキシサーバを学外から利用する == == 学内のプロキシサーバを学外から利用する ==
Line 57: Line 61:
 ssh -D 1080 [アカウント名]@sol.cc.uec.ac.jp ssh -D 1080 [アカウント名]@sol.cc.uec.ac.jp
 </​code>​ </​code>​
 +
 +PuTTYならば、次のように設定して、〔Add〕ボタンをクリックして下さい。これでオプションが追加されます。
 +
 +{{https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​_images/​ssh_tunneling_putty03.PNG}}
  
 これで、例えばメーラのSOCKSプロキシの設定に これで、例えばメーラのSOCKSプロキシの設定に
Line 67: Line 75:
 == 学内のホスト上のX11クライアントソフトウェアを学外から利用する == == 学内のホスト上のX11クライアントソフトウェアを学外から利用する ==
  
-X-Window用のGUIを持つソフトウェアをリモートホストで起動して、学外のコンピュータで用いるには、X11のフォワーディングを多段で行います。+X-Window用のGUIを持つソフトウェアをリモートホストで起動して、学外のコンピュータで用いるには、X11のフォワーディングを多段で行います。これを多段接続、多段フォワーディングなどと言います。
  
 <​code>​ <​code>​
Line 85: Line 93:
 プライベートIPアドレスを持つ学内ホストでも可能です。 プライベートIPアドレスを持つ学内ホストでも可能です。
  
 +== 以上の3つを同時に組み合わせることも可能 ==
 +
 +以上の3つ、ポートフォワーディング、ダイナミックフォワーディング、X11フォワーディングを同時に組み合わせて用いることも可能です。
 +
 +  - 手許のホストとsolの間のSSH接続を確立する際には3つのオプションを指定する。<​code>​
 +home$ ssh -D 1080 -L8080:​proxy.uec.ac.jp:​8080 -X [UECアカウント]@sol.cc.uec.ac.jp
 +</​code>​
 +  - solと学内ホストの間のSSH接続を確立する際にはX11フォワーディングのオプションのみを指定する。<​code>​
 +sol$ ssh -X [mew.inf.uec.ac.jp上のアカウント]@mew.inf.uec.ac.jp
 +</​code>​
 +
 +これで、メールはsol上からの送受信、ウェブはsolとproxyを経由しての送受信、X11は自前のサーバ上での動作、となります。
  
 なお、本学では2020年度中に[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​remote/​ssh/#​remote-ssh-keypair|鍵ペアによるログイン]]が必須になる予定のため、早めに対応しておくことをお勧めします。これ以上のことは[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​remote/​ssh/​|情報基盤センター提供のページ]]を参照してください。 なお、本学では2020年度中に[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​remote/​ssh/#​remote-ssh-keypair|鍵ペアによるログイン]]が必須になる予定のため、早めに対応しておくことをお勧めします。これ以上のことは[[https://​www.cc.uec.ac.jp/​ug/​ja/​remote/​ssh/​|情報基盤センター提供のページ]]を参照してください。