リモートデスクトップ接続 (Remote Desktop Connection)

あるコンピュータの、それに接続されたスクリーンとキーボードとマウスなどを用いて使用できる環境(デスクトップ環境)を、設置場所とは異なる場所でネットワークを経由して利用する接続のこと。接続に用いるクライアントと使用したいコンピュータの間の通信をセキュアに保つことが必要です。また、通常はオフィスの中でしか開かれない画面をオフィスの外で開くため、ソーシャルハッキングの防止を心掛ける必要があります。

ソフトウェアによるもの

X.org Server

UNIXで動作するX.org Serverのクライアントは、遠隔から接続したクライアントのスクリーンに表示することが可能です。SSH接続では、オプション-Xや-Yを付与して、X11のポートフォワーディングを有効にすることで、利用可能になります。例えばリモートのUNIXマシン上のメーラやブラウザを、ローカル端末のディスプレイに表示し、操作できます。

VNC
TeamViewer
Chromeリモートデスクトップ

OSの機能によるもの

Linux

コンソールで操作できるアプリケーションは、SSH接続からでも操作できます。mew, wanderlustなどのemacs上のメーラ、m3wなどのemacs上のブラウザなどは、GUIが利用できない緊急の際のために、設定方法や使い方を知っておくと良いです。

Microsoft Windows 10

リモートデスクトップ接続の機能を有しています。

Apple Remote Desktop

macOSにインストールすることで、ローカルネットワーク上のmacOSで動作しているコンピュータを管理することができます。VNCなどと組み合わせることで、リモートからの管理が可能になります。

Microsoft Windows Server

Windows環境そのものをリモート接続で提供します。

クラウドサービス

AWS