Learning Management System、略してLMSの和訳です。教員と学生の間の様々なやりとりを支援してくれるシステムです。マネジメントを管理と訳しますが、経営や運営などのニュアンスを持つ側面まで支援してくれます。電子メールとの違いは、教材の配布から課題の提出と評価、採点結果の記録やフィードバック、成績評価のための集計まで、様々なことをクラス単位で一元管理してくれるところです。メールは、やりとりはメーラに残りますが、クラス運営は人任せです。
電気通信大学では情報基盤センター、eラーニングセンター、技師部などの支援を頂いて、次の3種類のLMSを導入して運用しています。
WebClass
WebClassは日本データパシフィックが提供している国産のeラーニングシステムです。本学にはeラーニングセンターが運営しているサーバがあります。
Moodle
MoodleはThe Moodle Projectで開発されているオープンソースのLMSです。本学には実験実習支援センターが運営するサーバと情報部会が運営するサーバがあります。
Google Classroom
Google ClassroomはGoogleが提供するG Suiteに含まれているLMSサービスです。本学で4月下旬に導入されたG Suite for Educationにより、今年度から利用可能となりました。
電気通信大学では導入していませんが、Manabaという朝日ネットが提供するLMSソリューションを導入している大学もあります。